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リラックスすることが一番
前項では気力のない状態=「鬱の底」が如何に辛いかについて、
多くの方にイメージしやすいように書かせていただきました。
さて、
医師に薬を処方してもらっても、
カウンセリングを受けても治らないけれど、
気圧が低い日などにやってきては気力を奪っていく「鬱の底」、
とても困ります。
そんな「鬱の底」に沈んだら、
一体どうしたらよいのかと悩む方が多いと思います。
実を言うとこれについては
伐根的な解決方法がなく、
沈んだらその時はその時で対処するしかありません。
私の場合、
「何もしないでゴロゴロする、何なら眠ってしまう」というのが対処法です。
同じような症状に苦しむ方の話を聞いてみると、
アロマを焚く、
気力がある人はスパに行くなど、
共通して言えることは
「自分がリラックスする方法を試し、何もしない」ことが
有効ということではないかと私は思います。

ですが皆さん、
そうした状態になるということは
あなたの心が体を動かすことを望んでいない
ということではないでしょうか。
そしてそんなふうになるまであなたは1分1秒を頑張って生きてきた、
今それが症状としてあなたに現れた、
そうは思いませんか?
あなたは生きることで手一杯なほど疲れているのです。
「何かしなきゃ」
「動かなきゃ」
「このままじゃダメになる」と思い、
必死に自分に鞭を打って動こうとする方も多いかと思われますが、
動けるのならまだしも、
動くことが辛い状態では、
寧ろ動くことは逆効果のように私は感じます。
動ける方は散歩やお気に入りのリラックスできる場所に行き、
そうでない方は自分のリラックスできることをして過ごしましょう。
「鬱の底」に沈んだ時には、リラックスしましょう。
他の誰でもない、あなたの為にだらけましょう。
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