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上下関係はしょうがない?
上司部下、教師生徒、先輩後輩、親子、兄弟、姉妹、年上年下、
この世には上下関係と呼ばれるものが、
私の思いつく限りでもこれだけあります。
ここに学内、近所、更には友人間に至るまでに蔓延る
「カースト」まで含まれます。
まさにこの世は、上下関係に満ちていると私は思います。
そして多くの人は、この上下に不平不満を言いながらも
「しょうがない」の一言で片づけ、諦めています。
確かに「指示を出す人」と「指示に従う人」という関係は、
致し方ないと考えることには同意できます。
個人でなく「組織」である以上、誰かがまとめ、誰かがそれに従う
という構図は、当然成り立ちます。
会社に限らず、先に挙げた友人関係や近所のコミュニティも、
言ってしまえば「組織」になります。
そして「組織」は、束ねる人がいて、その人がルールを作って、
初めて成立します。
多くの人が、上下関係に不満を漏らしながらも従うのは、
恐らくこの組織の構図を理解しているからだと私は思います。
そしてこの組織というものの構造の話で、異論はありません。
しかし現実の組織には、
この組織の構造の他にもう一つ余計なものがくっついて構成されています。
そしてこれこそが、理不尽な上下関係を生み、
皆さんに生きづらさを与えていると私は考えます。
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