上下関係の話[その4]

怒る
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怒って当然

そんな理不尽な上下関係ではありますが、

私たちはただ従うだけでいいのでしょうか。

確かに理不尽な上下関係について、

腹が立つ方も多いと思われますが、

それと同時に「何か出来たら苦労しない

と言われるのではと私は考えます。

私はどちらかと言えば内気な方で、

自分の意見を表立って言えないとも、

口下手だとも自負しております。

同じ悩みを抱える方も、

きっと口下手・内気でおとなしい・感情表現が苦手・我慢する

といったような特徴があるのではないかと思います。

私はここにも、

以前「自分はどこまでわがままになれるのか」の記事で述べた

わがままゾーン」が使えるのではないかと考えます。

(自分はどこまでわがままになれるのか[その3])

自分に必要な分だけ耐え、それ以上には文句を返す。

それで何か不利益があるなら、

その組織を抜けることを考えるべきだと思います。

具体的なラインとしては、私は

自分の行動が組織の維持に支障をきたす範囲まで耐える

と考えています。

これもわがままゾーンの考え方ですが、

自分がした行動を咎められる際、

それが組織の維持に必要な分を越えていれば

遠慮せず反抗すべきだと思います。

仕事を例に出させていただきますが、

先輩社員」とは言いますが、その人が役職がついていなければ

ただの平社員と何も変わりません。

当然、人を顎で使ったり、偉そうに指示を出す権限

本来ありません。

また役職があっても、個人の行動・思想・価値観が

著しく組織の構造に支障きたさなければ

口出しをする権限はありません。

まして「間違っている」と価値観を押し付けてきたり

個人的な感情で指図する権限など誰からも与えられていません。

つまり彼らは、「労働者」に対して干渉は出来ても

個人」には本来干渉は出来ません。

労働者」は労働規則や会社のルール、上司の指示などの

組織を構成するうえで必要な上下関係に従う必要があります。

しかしそれを越えて個人」の領域を土足で踏み荒らされるのを

許してはならないと私は思います。

個人の領域が脅かされるのであれば、

毅然とした対応をするべきです。

個人を踏み荒らされたのなら、あなたは怒って当然なのです。

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