「鬼野子」です。
長かった「自分と向き合う」シリーズも
いよいよ完結です。
どれくらいの方がこの記事まで
お付き合いいただいているか、わかりません。
ですが、より多くの方のよりよい明日のヒントに
なったらいいなと思い、最後まで書き上げたいと
思います。
さて、最後を飾るのは「結論編」。
今までのやってきたことから、自分の一面を
結論付ける作業になります。
それだけではなく、自分の一面を
どのように利用していくか、または
どのようにうまく付き合っていくか、
といった事を考えていく回となっております。
自分にはこういった特性がある、
こういった性格がある、といった自分の一面を
発掘していくのですが、ここで見つけた自分を
否定しないでいただきたいと、私は思います。
またその自分の一面を言い訳に、
しなければならないことから逃げるのも
よくないと私は思います。
大切なのは、自分の一面を知り、
その一面とどうやって仲良く過ごすか。
見つけた自分で、どうやって自分の明日を
よりよいものにしていくのかだと、
私は考えております。
「敵を知り己を知れば
百戦危うからず」
この言葉がさすように、「自分を知ろう」
ということです。
何を成すにしても、自分を知らなければ
うまくいかないと、私は思います。
今回の、そして今までの
「自分と向き合う」シリーズを参考に、
あなたの人生をよりよいものにしていただけたら
嬉しいです。
自分の一面を見つける
さて今回の本題に移ります。
「自分の一面を見つける」「結論編」
これらの意味についてです。
自分の感情を「認識」。
「認識」した感情を「考察」。
「考察」を「拡張」。
これらによって見つけた、自分の一面を
「自分はこういう人間」と結論付ける工程です。
例えば、「やる気が出ない」を考察するとして
[認識]:やる気が出ない
[考察]:気分が重くて、何もしたくない
[拡張]:何かしようとすると、体が重くなって
頭の中で考えがぐちゃぐちゃになる。
辛い。
というように進めていったとします。
これらの情報と、当時の辛い思い出から、
自分はどんな一面を持っているのかを
考えていきます。
まず初めに、今までの情報から
「めんどくさがり屋」「鬱などの病気」
というように、いくつか仮説を立てていきます。
そして、この仮説に自分を当てはめて、
自分を絞り込んでいきます。
今回の例の場合、「めんどくさがり屋」の場合
「めんどくさいなら遊ぶときや好きな事には
体が重くなることはない」
「めんどくさいなら頭の中が
ぐちゃぐちゃにはならない」
という反証が成り立ちます。
よって「自分は鬱などの病気」なんだ、
となります。
このように自分の考察したい感情に対して
いくつかの仮説を立てて、その仮定を
感情の考察で得られた情報によって、
自分に当てはめていき、1つずつ潰していきます。
こうして得られた結論が、
自分の一面となります。
とにかく形に残そう
以上が「認識編」から続く、
自分と向き合う為の私なりの方法でした。
私の場合、頭の中でこれらをやっていますが、
正確さややりやすさから言えば、断然
紙に書いて考察したほうがいいです。
1枚にまとめても、複数枚に分けても
整っていても、ぐちゃぐちゃでも構いません。
とにかく紙に書いて、考察しましょう。
頭の中でやると、記憶力も鍛えられると
思いますが、紙に書いた方が
余計な脳を使わずに済むと思います。
私の場合、「書く」という工程が
ただ単にめんどくさいだけですが、
本当は紙に書いて、自分の考察を形にした方が
考察がはかどります。
ぜひ皆さんは、紙に書いて
考察してみてください。
紙がかさばると考えるのなら、パソコンや
スマホを活用するという手もあります。
とにかく形にすることで、余計な頭を
使わずに済みます。
形にすることで、より強く認識し、
客観視できます。
また形にすることで、あとで見返せます。
繰り返しになりますが、提出するわけでは
ないため、体裁はどうでもいいです。
残す媒体も、紙以外でも構いません。
とにかく形に残すことを、
当ブログでは推奨いたします。
・・・、私も今後は、媒体に残して
考察したいと思います。
まとめ
今回は「自分と向き合うシリーズ」完結編として
「結論編」と題しまして、お送りいたしました。
結論編では、今までの考察から
自分の一面を見つけていく考察を行います。
自分の感情に対して、いくつか仮説を立てます。
その仮説を、今までの考察で得た情報を基に
自分に当てはめていき、1つずつ潰していきます。
こうして残った最後の1つが、
自分の一面となります。
今まで「紙に書け」と、言ってきましたが、
別に紙でなくても構いません。
勿論きれいに整えて、まとめる必要も
ありません。
とにかく後で見返したりできるように、
何らかの形にして、残すことを
お勧めいたします。
形に残すことで、余計な頭を使わずに済みます。
形にすることで、より強く認識し、
客観視できます。
因みに「もし考察が間違っていたら」と、
気になっている方も多いのではないでしょうか。
そういった場合は、間違っていたとわかったら、
またその間違いをひっくるめて、考察を
やり直せばいいのです。
失敗や間違いを否定的にとらえる必要は
ありません。
それをうまく使って、次に生かせばいいのです。
体裁も整える必要もありません。
基本的に自分だけが見るものですので、
気にする必要はありません。
興味があったら、失敗や間違い等を恐れず、
考察してみてください。
今回の記事は以上です。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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