とんでもなく邪悪なツイートを見つけた話[その3]

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何が問題なの?

邪悪なツイート

まず最初の「すぐに横になる」ですが、

まさしく「鬱の底」の状態です。

体力をガソリン、気力をバッテリーで

例えるならば、

完全にバッテリーが上がった状態、

否、充電が0の状態です。

「すぐ横になる」のは怠けているのではなく、

「それだけバッテリーを消耗した状態」

「もはやそれしか手が残されていない状態」

です。

この状態は本当に辛くて、

「生きるのもやめたい」という状況です。

「後回しにする癖がある」はADHDの特性です。

目の前のことに一点集中するADHDは、

計画的に行動するよりも、目先のことに

目移りしがちです。

これによって時間管理が苦手であり、

結果的に傍から見れば「時間にルーズ」な人間が

出来上がる訳です。

言ってしまえばわんことおんなじです。

「他の人のせいにする」「言い訳の天才」

これに関しては鬱やADHDは関係ないです。

ただ言えることは、

前者は「自分」と「それ以外」の要因を考える、

後者は「受けて次第でどうにでもなってしまう」

という話だと思います。

自分の発言を「言い訳」にしないためには

自分への理解を深め、行動原理を知ることだと

私は思います。

「見た目がだらしない」

「何でもめんどくさい」

ええそうです、

「生きることさえ放棄したい」

くらい気力がないのに、見た目になんか

気を遣えません。

「めんどくさい」で表現されていますが、

根底にあるのが希死念慮です。

「やれるけれどもサボっている」のとは

わけが違います。

「ネガティブ思考」も

「気の上がり下がりが激しい」も

鬱病の典型的な症状です。

特に「ネガティブな思考は」

頭の中をネガティブな思考に支配され、

「この世の全ては絶望で出来ている」とまで

思えてくるあの感覚は、まるで

趣深さも魅力もなく、長いくせに

捲るたびに「これ以上酷い展開は無いだろ」を

更新し続ける小説を、読まされているものに

近いかもしれません。

強制です、ネガティブ思考しか選択肢が

与えられない状況なのです。

さて、ここまででも十分に理解がない

と言えるツイートですが、ここまでならまだ

単なる「理解のない人」で終わりました。

そして「あーはいはい」でスルーしてました。

そんな中最後に上げられたのは

まさかの「自分に甘い」です。

ふざけんな。

この瞬間、「理解のない人」から

「敵」にグレードアップでございます。

この人は「理解する気もない」と、

自ら宣言いたしました。

というのも、ここまでの特徴を兼ね備えた人間、

少なくとも自分は、自分に常に罵詈雑言を吐き

鞭を打ち続けていました。

ネガティブな思考に支配され、

何もかもめんどくさくなるほど疲れ果て、

希死念慮にさいなまれ、

悩み、苦しむすべての人間を

「甘えている」の一言で一蹴したのです。

この方もブロガーの様ですが、まぁこんなことを

平気な顔でツイートできる人なので、その記事も

「馬鹿な愚民を啓蒙してやっている」

といった気持ちで書かれていることでしょう。

その位この「自分に甘い」という発言は、

許しがたいものでした。

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