「とりあえず」で区切る話[その4]

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さて、この記事で紹介した方法は、

あくまでも「億劫なタスクをこなすための方法」

であって、

「億劫にさせている原因を取り払うもの」

ではありません。

つまり自分に鞭を打って、

無理やり動かしているのと何ら変わりません。


従ってこの方法を乱用して、

最終的に心が壊れてしまうことも

考えられるため、ここぞというとき以外

乱用しないことをお勧めいたします。

目次

乱用厳禁

さて前の記事で紹介した、

タスクを細かくして、その1つ1つに対して

「とりあえずやってみる」でやるで

取り組むことで、タスクの精神的負担を

減らす方法について説明しました。

確かにするうえでの精神的な負担は

減らせます、ええ減らせますとも。

ですがこれには1つ、重大な問題があります。

それは、

「その作業自体が嫌であることに変わりはない」

ということです。

つまり、精神的に億劫なのを取り払えるけれど

それを億劫にしている根本原因の解決には

何の役にも立ちません。

私の場合を例に出しますと、

「朝起きれないこと」を解決は出来ますが、

その根本原因である

「会社に出社することが嫌だ」

という点は解決してくれません。

パワハラを受け

会社員から人間としての尊厳を踏みにじられ

苦手なことをさせられ

人の数に見合わない大量の仕事を押し付けられ

顎で使われ、わからないことを鼻で笑われ

残業し、出張し、休日出勤をする。

給料は上がらないくせに責任が増える。

こんな地獄そのもののようなところに、

いかねばならない苦痛を、拭い去れません。

結局は

「無理を通すための応急処置」にすぎません。

乱用すれば、いずれあなたの心は

ボロボロになってしまいます。

ここぞというときにだけ使用し、

乱用しないことを強く推奨いたします。

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