色々とやめた話[その4]

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マルチタスクをやめた話

これは心がけるだけで、

だいぶ心持が楽になりました。

私は今まで、

「複数のことを、より早く・より効率的にこなせることが正義」

と教えられ、

信じてきました。

ですが私は、

この所謂マルチタスクが苦手でした。

「苦手なら克服すればいい」

「苦手をできるように」

というフレーズをよく伺いますが、

私は違うと思います。

「出来ない」を分解して、

自分の「出来る」でコツコツやってきた結果だと

私は思います。

理系の人間に、

遠い過去に捨ててきた古文漢文を

上から有無を言わさずやれと

言われるようなものです。

文系の人間に、

忌まわしい記憶とともに蘇る微積分を

四の五の言わずにやれと

言われるようなものです。

「はい」と言って次の瞬間

できるあなたは天才です、

誇っていいです。

でも多くの場合、

人間は、

特に私と同じような悩みや苦しみ

生きづらさを感じている人間は

そんなに器用にできていません。

出来ないを分析し、

細分化して、

自分のできると照らし合わせて

コツコツとやっていく、

覚えるまで続ける。

これが

「苦手を克服する」

の正体ではないかと

私は考えます。

さて話を本題に戻しますと、

マルチタスク

つまりは多くの作業を短時間で完璧にこなす

“スマート(皮肉充填120%)”な仕事です。

まぁぶっちゃけ、

我々不器用人間の

不倶戴天(ふぐたいてん)の敵です。

ではこの苦手をどう「克服」するのか。

簡単な話です。

スマートさを捨てます。

マルチタスクを細かく分解、

工程ごとに分けたのち、

自分のできる範囲でコツコツこなしていきます。

例として、

私は

「レジで会計をした後、

カバンを前に保持しながら

レシートと小銭を受け取りつつ立ち去る」

ことを放棄しました。

「レジで会計をする」

「かばんから財布を取り出す」

「お釣りとレシートを受け取ったら

それを財布に片方ずつしまう」

「かばんに財布をしまう」

ここでようやくレジから去ります。

迷惑?知らん。

私は私の心の健康の為に生きる。

まぁ、できる限り省略したり、

動作自体を早めて、

なるべく後ろがつっかえる時間を

減らしてはいますが。

要するにこのように、

ある動作を細分化して、

1つ1つシングルタスクとして

こなすようにしました。

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