自分が甘えてるのではないかと思うあなたへ[その3]

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甘えの境目

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皆さんの中にも、生きてきて

「甘えるな」

と言われたことのある方が

多いのではないでしょうか。

主に人を頼ろうとして声をかけた際に言われることが多いのですが、

言われた側として

「自分はなんてダメな人間なんだ」

と自分を責めるきっかけになってしまうのではないでしょうか。

しかし私のようにちょっと偏屈な人は、

「甘えって、どっからどこまでが甘えなんだ?」

と思ったのではないでしょうか。

私は鬱による休職期間を満了し退職し、

日々鬱の底でだらだらと過ごす自分に、ふと

「自分は今、甘ったれているのでは?」

というネガティブ疑問が沸きあがり、

悶々とした日々を過ごしていました。

「では甘えている状態とそうでない状態の境目は一体どこにあるのだろう」

という疑問を持ち始め、

私は自分の中にある知りうる限りの

「甘ったれ」の条件を並べて

「境界」を探すことにしました。

最も参考としたのは、

過去の私の夏休みの自由研究。

何もアイディアも知識もなかった私は、

知恵も労力もほとんど出すことなく

父に頼りっきりで課題を完成させていました。

恥ずかしい記憶ではありますが、

私の中の「甘えの境界」を見つけるには

これ以上ないサンプルでした。

そこから私は、

「甘えている」とは

「自分から労力・知識、経験を出すことなく、人に目標を達成させる状態」

を言うと結論付けました。

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