色々とやめた話[その2]

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人と比べることをやめた話

まず最初は

「人と比べることをやめたお話」

です。

今も人と比べてネガティブになったりしていますが、

昔は

「人にできて自分にできないこと」

を見つけては、

自分を卑下しておりました。

自分に対して自信が過剰なことの

裏返しなのかもしれませんが、

この「人と比べる」というものには、

長年苦しめられています。

自分は〇〇と比べても勉強ができない

頭が悪い

イケメンじゃない

絵が下手

と言ったように、

耳にしたありとあらゆる

見ず知らずの誰かの成功体験を

自分と比べて、

「自分はなんて”ダメ人間”なんだろう」

と自分を卑下して、

「自分=価値無し」

という等式を完成させていきました。

そしてひねくれにひねくれ、

いつしか私は大学生になり、

社会人になり、

自分よりできる友人に

正直嫉妬しおりました。

私の人生は人と比べられ、

そして比べて過ごしてきましたね。

あるとき友人の一人が、

私の絵を

「独特の作風でセンスある」

と言われたのですが、

正直当時の私には、

その意味を理解することができませんでした。

しかし今なら、

それが

「自分にしか描けない絵がここにある」

と言うことに気づかせてくれてたんだな

と思えます。

私は自分の絵や漫画を、

「粗く下手」

「よくわからないけどとりあえず下手」

と評価していました。

パース(建物などを書く際に用いられる技法)も

わかっていない、

こだわりすぎて筆が遅い、

展開も考えずノリと勢いの作画やシナリオ。

今思えば、

これこそが私の味なんだと思います、

後は欲しくなった時に技術を磨けばいい。

そんな風に気楽に描いていけばいいと思います。

さてきっかけとしては、

pixivにてイラストを眺めていた時、

「Aさんの絵はここがいいけどここ微妙だなぁ」

「Bさんの絵はここに力を入れているのかここが残念」

と一つ一つに思っていると、

あることに気づきました。

「同じキャラクターを描いているのにみんな全然違う」

と。

まぁ当たり前なのですが、

私の中にあったのは

「絵が上手い=完璧」

だったのですが、

ある視点から

「上手い人の絵」

を見ていると

残念なポイントも見えてきたのです。

私は

「絵が上手い=完璧を目指す」

と盲信していたため、

「別に”絵が上手い人”って完璧なのではなく

自分の癖で描いているだけなんだ」

と気づきました。

人は誰しも欠点があり、

私にはそれが見えていなかった、

見せかけの完璧に踊らされて、

自分を卑下していただけ。

私は人と比べることをやめるようと意識し始めました。

私は私であり、決してだれかではない。

「完璧な他人」を目標にして、

自分を卑下するのではなく、

自分と言う人間の持つ味を

全面的に出していこうと、私は決めました。

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