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動画編集に感じた億劫さ
さて動画編集なのですが、失踪の理由を
「鬱の底」「機材の不調」「ゲームにドはまり」
と言っていましたが、その根元にあったのは
動画編集に感じていた億劫さです。
「めんどくさい」「ダルい」とも呼ばれる
この感情、今までだったら「甘えている」と
自分で自分を糾弾していたでしょう。
私はこの億劫さの根幹にあるものは、
一体何なのかについて考えました。
「動画編集の何が億劫なのか」という質問を
自分に投げかけ、その回答を探しました。
そして見つけたのが、自分の完璧主義でした。
具体的には「面白く編集しなくてはいけない」
「1フレームに至るまで整えなくてはならない」
「セリフも考え、はっきりと発声する」
「自分の中の全てを出し切らなくてはならない」
といった「~しなくてはならない」で
自分をがんじがらめにして、かつ
常に自分の動画に「100%」を求めていました。
その自分で自分に課した要求が、
動画編集を億劫にしているとわかったのです。
今思えば「そりゃあ嫌になる」と思います。
あれもこれもと欲張って、自分の中のハードルを
山のように高くしてしまったのですから。
鬱で気力が下がっていて、
ADHDで熱しやすく冷めやすい、
加えて自分に課した高い高いハードル。
精神論ではとても乗り越えられないですし、
継続するのにも工夫が必要です。
思えばこの特性には、散々悩まされてきました。
研究では高すぎる理想を掲げ、その理想に
押しつぶされてしまいました。
アルバイト・正社員でも、
人の言うことを鵜吞みにして潰れました。
真面目で完璧主義故手を抜けず、
ハードルを高く設定しがちなため
越えられない自分をすぐに卑下して、
結果的に仕事・職場・人間が
大嫌いになりました。
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